イラストが得意な人、消しゴムはんこを趣味にしている人、
貼り絵やマステで年賀状をデコりたい人は
自分のオリジナル年賀状を作ってみたいと思うはず。
私製ハガキを使う場合は、気をつけなければ
料金不足で相手にも迷惑が掛かってしまいます。
年賀状を手作りする時に気をつけるルールや
私製ハガキのサイズ・重さの決まり
ハガキに書き忘れてはいけない事
料金不足のハガキは、誰に請求される?
をまとめてみました。
年賀状を自分で手作りしてみようかな!
子供が絵を書き始めたら、実家や義実家に絵を書かせて送ったり、
マステでカラフルに飾ってみたり、
貼り絵で彩ってみたり、
自分で作った消しゴムはんこをスタンプしてみたり、
イラストを描いたりして、年賀状を作成するのもいいですね。
オリジナルの年賀はがきは、一枚しかないので
読み側からしても楽しく、毎年来るのが待ち遠しくなります。
でも自分で年賀状を作る場合は、
ちょっとしたルールがあるので注意しましょう。
ルールを破ってしまった場合は、相手側に届くことなく、
送り主側に戻ってしまったり、
届く先の人に足りない分の送料が請求されたりして
新年早々後味が悪い年賀状になってしまいます。
そうならない為にも、自作で年賀状を作ったり、
飾ったりする場合には気をつけなければいけないポイントを
しっかりチェックしておきましょう。
年賀状を自分で作る時の注意点
年賀状を自分で作成する場合、はがきはどれ?
”はがき”と一言で言っても、
*切手が印刷された葉書の総称である「官製はがき・郵便はがき」
*切手が無い葉書、またははがきの規格が守られた紙「私製はがき」
があります。
官製はがきの方は、すでに切手が印刷された状態で
年賀はがきの場合は「年賀」と朱書きされているので、重さを気にする以外は
特に問題ありません。
しかし、私製はがきの場合は、
規格さえ守っていれば、紙を切って作る事ができるので
ルールをしっかり押さえておかねばいけません。
サイズや重さに決まりはある?
普通の紙を切り取ってはがきを作る場合には
サイズの決まりがあります。
また、マスキングテープを貼ったり、貼り絵をする人は
重さにも決まりがあります。
*長辺:14cm以上15.4cm以下
*短辺:9cm以上10.7cm以下
*重さ:2g以上6g以下
最低のサイズは、14cm×9cm
最大でも15.4cm×10.7cmとなります。
重さにも決まりがあるので、あまり重すぎても、紙が軽すぎても
規格違反となってしまいます。
切手は何円のものを使ったらいいの?
官製はがきと違って、私製はがきは切手を貼らないと投函できません。
なお、郵便料金の改定によって、通常はがきは62円に値上がりしましたが、
年賀状は「52円」のまま送ることができます。
ただし注意しなくてはいけないのは、
「52円」でいいのは期限が有ります。
年賀はがきを52円で送れるのは、
2017年12月15日~2018年1月7日までなので、注意しましょう。
これは官製はがき、私製はがき共通のルールです。
この期間以前、この期間以降は、年賀はがきでも62円切手が必要です。
官製はがきの場合は、すでに52円分印刷されているので、
10円切手を買い足して貼ってから投函しましょう。
里帰りや旅行に行く予定の人は、気をつけなければいけませんよ。
手作り年賀状を送る時のルール
*宛名面の郵便番号上に「郵便はがき」と記載する。
手紙とはがきを区別する為に、官製はがきには「郵便はがき」と
書く決まりになっています。
*額面(切手部分下)に赤字で「年賀」と記載する
「年賀」と書く理由は、普通郵便か年賀はがきかを区別するためです。
書き忘れてしまった場合、年内に配達されてしまうので、
忘れずに朱書きで「年賀」と書いておきましょう。
さらに「年賀」と書き忘れてしまうと怖い事に、
年賀はがきは52円で投函できますが、はがき扱いになるので62円。
料金不足の為に、自分宛てに戻ってきてしまいます。
*宛名面の紙の色は白色か淡色
宛名を書く面は白色または淡色です。
白色はわかるとしても、淡色というのは基準が難しいですよね。
色がわかるかわからないか位に程よく色がついている程度?
淡色というと、薄いピンク、黄色、青を思い浮かべてしまいますが、
文字がはっきり読める色なら大丈夫ということなんでしょうか。
まぁ無難に白色だと安全ですね。
心配な人は、投函する前に郵便局の人に投函してもいいのか、ダメなのか
確認してみてください。
はがきの規格が守られていない場合はどうなるの?
はがきの規格から外れてしまった、言わばルール違反のはがきは
どうなってしまうのか?
色々飾りつけをし過ぎてしまって、重くなりすぎてしまったり
紙の大きさが小さすぎた・大きすぎた場合は
料金不足になってしまいます。
*差出人の住所・氏名が書かれている場合
差出人の住所・氏名が書かれている場合は、
宛先に届けられる事なく、差出人に
「料金不足」で返ってきます。
*差出人の住所・氏名が書かれていない場合
差出人の住所・氏名が書かれていない状態で送るという事は
めったにないと思いますが、万が一書き忘れていたという事も
考えられます。
この場合、差出人の住所・氏名がわからないので、
宛先まで届けられて、相手側に不足分の切手代が請求されてしまいます。
年賀状だった場合は、新年早々いやな気持ちになりますよね(^_^;)
*差出人の住所・氏名が書かれているのに、差出人に請求が行く場合
差出人の住所・氏名が書かれているのに、
宛先の人が不足分を請求される場合もあります。
この場合は、差出人が住んでいる地域の管轄外からはがきを送っている場合。
たとえば、差出人の住んでいる地域がA市だとします。
旅先や仕事先が隣のB市で、たまたまハガキを持っていたから
隣のB市で投函しよう!とポストに入れます。
すると、差出人が住んでいる管轄外の地域から投函されているので、
差出人にはハガキが戻らず、宛先に届けられ、不足分も請求される
という仕組みなんです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、手作りで年賀状を作る場合の注意点をまとめてみました。
ハガキの規格違反は、料金不足になった場合
手間が掛かってしまいます。
ハガキが完成した後は、投函する前に今一度
サイズ・重さが規定範囲内か確認してみてください。
コメント