辞表・退職願・退職届のそれぞれの使い方や意味が違うって知っていましたか?
同じような意味でしょ?と思っていても、
実は明確な違いがこの3つにはあります。
社会人なら必ず知っておきたい
辞表・退職願・退職届の違いや意味、使い方をそれぞれご紹介します。
辞表・退職願・退職届似ているけど違うんです
日本語って似たような使い方や意味の言葉が多いですが
辞表・退職願・退職届も似ているようで実は違うものなんです。
同じように使っていた人、全部意味が同じと思っていた人は
ぜひそれぞれの違いについてチェックしてみてください。
辞表・退職願・退職届の違いや意味・使い方
社会人なら必ず知っておきたいこの3つの単語の意味や使い方!
あなたは正しい使い分けできていますか?
辞表
使える人:公務員・会社の運営に係る管理職(取締役社長・常務・専務など)
意味:公務員が仕事を辞めるとき、会社の経営陣が会社を辞めるとき、
または役職から外れ一般職に戻る時に使う。
退職願
使える人:会社員など
意味:仕事を辞めたいときに、上司に○月○日までに
仕事を辞めたいという事を伝えるための文書。
お伺いを立てるものなので、退職はこの次点では決定事項ではありません。
その為、やはり気が変わったので仕事を続けたい!という場合は
撤回する事ができます。
退職届
使える人:会社員など
意味:退職願を提出し、退職の承認が降りた場合、
会社に退職する事を報告するための文書。
すでに退職願で退職を申し出て、決定された後に会社に提出するための文書なので
退職届は撤回する事ができません。
退職願と退職届の書き方の違い
退職願:
タイトル…退職願
本文…私事、この度、一身上の都合により、平成○年○月○日をもちまして
退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。
平成○年○月○日
営業本部 ○○ ○○○(印)
○○○○株式会社
代表取締役社長 ○○ ○○○殿
退職届:
タイトル…退職届
本文…私事、この度、一身上の都合により、平成○年○月○日をもちまして
退職いたします。
平成○年○月○日
営業本部 ○○ ○○○(印)
○○○○株式会社
代表取締役社長 ○○ ○○○殿
退職願と退職届を比べてみるとほとんど違いはありません。
違う点は一つ
退職願は、「退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。」
退職届は、「退職いたします。」
退職願の方は、まだこの次点ではお伺いの段階なのでお願いという形になっています。
退職届の方は、退職願を提出し退職する事に承認が降りている段階なので
「退職いたします。」と断定した言い終わりになっています。
辞表・退職届の書き方がわからない!
辞表と退職届けの書き方やルール、マナーがわからない
という方はこちらを参考にしてみてください。
辞表の意味間違ってない?書き方や文例、郵送で送ってもいい?
マナーは大丈夫?退職届の書き方
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、意外と間違いやすい辞表・退職願・退職届の違いや
意味・使い方についてご紹介しました。
社会人になったら必ず使うか?といったらそうでもないですが
知っていて損はないので、働き始めたら
それぞれの違いや意味を知っておきたいですね。
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