身内の不幸事があった人は、年末年始のお祝いをする事ができない旨の挨拶状を出さなければいけません。
でも、中には喪中はがきを出していない人から年賀状が来てしまう場合もあります。
そんな時にはどうすればいいのでしょうか?
寒中見舞いの書き方や文例集をまとめてみました。
喪中はがきってどんな役割がある?
喪中はがきは、身内に不幸があったときに
「新年をお祝いする事ができないので、年賀状は出しません」
という事を伝える挨拶状です。
喪中ハガキはいつ頃出す?
喪中はがきは、相手に対して新年のお祝いができないので年賀状を出さないで下さいという旨を伝える役割があるので、年賀状を投函する時期までに送付しておかなければいけません。
10月頃送付するようにして、遅くても12月上旬までには届くように手配しておきましょう。
喪中期間は、続柄によって異なるので要チェック
喪中期間は、続柄によって全て同じというわけではありません。
喪中はがきを出さなければいけないのは、一般的に
「本人から見て2親等以内」
です。
2親等以内というと、両親の祖父祖母、配偶者の祖父母、義理父母、夫、妻、子供、兄弟姉妹、義兄弟姉妹、孫です。
また喪中期間も続柄によって異なります。
子供は、3~12ヶ月
祖父母は、3~6ヶ月
兄弟姉妹は、30日~6ヶ月
この期間が明けていれば、同じ年に不幸があったとしても年賀状は送付しても大丈夫です。
喪中はがきを出していない人から年賀状が届いた場合の返信マナー
お正月に今年は喪中だからのんびり喪に服そうと思っていたら
喪中はがきを送っていない人から年賀状が届いて焦る!
という事はよくあります。
喪中はがきを自宅で作った人は、また作ればいいのですがまとめて印刷屋さんにお願いしたという人はどうすればいいのでしょうか?
もしも、喪中はがきを出していないのに、年賀状が届いても焦る心配はありません。
そんな時には「寒中見舞い」を送付すればいいんです!
寒中見舞いって何?
寒中見舞いとは、
・喪中の為に年賀状が出せない
・喪中はがきを出していない人から年賀状が来た場合
・年賀状の返信が1月7日以降になってしまった場合
に使える挨拶状です。
寒中見舞いは、年賀状で出す事ができません。
普通のはがきに切手を貼って出すか、寒中見舞いとして売られているはがきで返信します。
年賀状と違って、シンプルな物が多く、色も淡い水色などの色合いが多いです。
出せる期間は、1月7日以降~2月4日頃までなので注意しましょう。
喪中はがきを送っていない人から年賀状が来た場合の対処法
喪中はがきを出し忘れていた人、年賀状が来ないと思っていた人から年賀状が来たわけなので、寒中見舞いでは年賀状を頂いた御礼と喪中はがきを送っていなかったことを詫びる内容を盛り込みましょう。
喪中はがきを送っていない人から来た場合の寒中見舞い文例集
①寒中御見舞い申し上げます
早々にお年始状をいただき ありがとうございました
皆様には お健やかに良い年をお迎えになられたご様子、
お慶び申し上げます
昨年○月に祖父○○が亡くなり、新年のご挨拶を控えさせていただきました
服喪中のお知らせが行き届きませんでした事 深くお詫び申し上げます
本年も皆様にとって 良い年でありますように
お祈り申し上げます
②寒中御見舞い申し上げます
ご丁寧なお年賀をいただき ありがとうございました
喪中につき年頭のご挨拶を差し控えさせていただきました
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、喪中はがきを送っていない人から年賀状が届いた場合の返信文例集をまとめてみました。
中々全部の人に出したかな?と思っても、漏れているものです。そんな時には、文例集を参考に寒中見舞いはがきを出してみてください。
最後まで見てくださってありがとうございました!
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