喪中はがきを出していない相手から、故人宛に年賀状が届く事があります。
生前のお付き合いに感謝しつつ、相手に故人が亡くなったことや年賀状を頂いた事へのお礼を返信しなくてはいけません。
でもどのように返信したらいいのかわからない!こともありますよね?
今回は、故人宛に年賀状が届いた場合の対処法や文例集、マナーをご紹介します。
喪中はがきを出していない人から故人宛に年賀状が届いてしまった
喪中ハガキは、親族に不幸があったときに新年をお祝いすることができないことをあらかじめ伝えておくときに出す挨拶状です。
だいたい亡くなった年の10月~12月上旬に届くように発送を行います。
ただ、故人宛にくる年賀状は、故人がどんな付き合いをしていたのか、毎年どんな人から年賀状が来るのか?という事を中々把握する事が難しいですよね。
喪中はがきを出していない人からも届く事が考えられます。
そんな場合にはどんな対応を取ればいいのでしょうか?
故人宛に届いた年賀状の返信マナー
故人宛に届いてから都度返信を出さずに、1月7日(松の内)が明けてから寒中見舞いや挨拶状として返信するのが一般的です。
その際には文面に、
*いつ頃亡くなったのか
*連絡が行き届かなかったことに対するお詫び
*故人とのこれまでの付き合いに感謝する言葉
*差出人の名前
を添えてから出すようにしましょう。
また年賀状と同様に「句読点」は入れません。
挨拶状ですが、「拝啓」などの頭語と、「敬具」などの結語は使わないので注意しましょう。
故人宛に届いた年賀状を寒中見舞いで返信する文例集
寒中御見舞い申し上げます
早々にご丁寧なお年始状をいただき ありがとうございました
皆様にはお健やかに新年をお迎えになられた事のご様子、
何よりと存じます。
昨年○月に 父○○は急逝いたしました
ご通知が遅れましたことを深くお詫び申し上げます
父が生前に賜りましたご厚情に深く感謝いたしますとともに
皆様の一層のご健康とご多幸をお祈り申し上げます
二〇〇〇年 一月 長男○○ ○○
寒中御見舞い申し上げます
ご丁寧なお年始状をいただき ありがとうございました
昨年 母○○が○月に他界いたしました
ご通知が遅れてしまい深くお詫び申し上げます
故人になり代わり、生前に賜りましたご厚情に対して
深く御礼申し上げます
平成○○年 1月 ○日 長男 ○○ ○○
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、故人宛に来た年賀状の返信方法について
ご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで見てくださってありがとうございました。
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