年賀状の宛名や文面に筆ペンで綺麗な字が書いてあったら
いいなぁ自分も書いてみたいなぁ
と思いませんか?
でも案外筆ペンで書くのって難しい!
文字を書くのが上手な人しかできない?
と諦めていませんか?
筆ペンは、ちょっとした書き方のコツで上手に見せることができるんです。
筆ペンだと字が下手になるという人も筆ペンでも美文字を書くコツをマスターして、さらに綺麗な文字が書けるようにしてみてはどうでしょうか?
年賀状を筆ペンできれいに書けたらかっこいいなぁ
年賀状の宛名を筆ペンで綺麗に書けたらかっこいいですよね。
ただ筆ペンって書くのがすごく難しい!
普段の文字は綺麗なのに、筆ペンを使うと文字が下手になるという人も多いものです。
どうして筆ペンで文字を書くのが難しいのか?
*圧倒的に硬筆の方が慣れている
どうしても普段の筆記用具は、シャープペンやボールペンといった硬筆に慣れていますよね?
書くものが変わるだけ!と思ってしまいますが、筆ペンはペン先が柔らかいので力の入れ方、持ち方も硬筆とはまるで違います。
普段の感覚で書くと、文字がブレたり、バランスが悪く下手に見えます。
*緊張して手が震える
筆ペンで文字を書いていると、緊張のせいか手が震えることはありませんか?
これは手に余計な力が入っている事にも関係があります。
筆ペンで文字を書くときは、緊張してしまいますが極力、手に力をいれずリラックスする事が大事。
*インクの量の調節が難しい
ボールペンやシャーペンはインクの調節は必要ありません。
一定の量のインクが出てくるので、にじむ事もありませんが筆ペンは違います。
ずっと紙の上に筆ペンを置いていると、インクが紙ににじんでしまいます。
そうすると焦ってしまい更に文字が汚くなります。
筆ペンできれいに文字を書くコツ
初心者でも書きやすい筆ペンは?
筆ペンにも色々種類があります。
ペン先がフェルトのものだったり、ナイロン製のもの、サインペンのような筆ペンもあります。
まず初心者がいきなり筆に似たナイロン製の筆ペンで書こうと思っても失敗します。
書きやすいサインペン風筆ペンから挑戦したり、ナイロン製の筆ペンを使いたい場合は、ひたすら練習が必要。
筆ペン売り場には試し書きの紙と筆ペンが用意されていますので、必ず実際に書いてみて書き心地を比べてみましょう。
細かな筆ペンの上手な見せ方は、
①筆ペンの正しい持ち方をマスターせよ
筆ペンは硬筆のペンと似ているので、同じような持ち方をしてしまいますがペンと同じような持ち方では上手に書けません。
お手本にすべきは「箸の持ち方」
箸を正しく持ったときに、二本の箸の内、下側の箸を抜きます。
この持ち方が筆ペンの持ち方。
ペン先は穂先の部分から3cmくらいの位置を持つと書きやすいです。
②筆は寝かさず立てて書く
硬筆は書くときに寝かせて書きますが、筆ペンで文字を書くときはペンを立てて書きます。
③筆ペンの先だけで書くイメージ
硬筆のように寝かせて文字を書くと、ベタッとした文字に見えてしまい下手な文字に見えます。
筆ペンを立てて書くようにするためには、筆ペンのペン先を使うイメージで文字を書いていきます。
④書き始めは筆を斜め45度の角度に向けると上手に見える
書き始めの最初の穂先を真っ直ぐに入れたまま、線を延ばすと線が揺らいでしまうのと、上が細く、下が太い寸胴文字になってしまいます。
最初の穂先は斜め45度に向けて、スッとまっすぐ線を引くときれいな文字に見えます。
⑤持ち方にも慣れてきたら「永」の字をひたすら練習
「永」の字は、筆ペンを練習する時に最適な文字です。
永字八法と呼ばれ、書道に必要な8つの技法が詰め込まれています。
永の文字を練習することで、自然に止め・はらい・はねが上手に書けるようになり、美文字へと近づけます。
⑥文字のバランスを整え、線の太さに強弱を持たせる
普段文字を書く時でもそうですが、文字の大きさのバランスや線の長さを意識すると、ちょっとした事ですが文字がきれいに見えます。
・ひらがなは漢字よりも小さく書く
・横線よりも縦線のほうを太く書く
たったこれだけでも、文字のバランスがよく見えます。
⑦楷書フォントでひたすら練習
筆ペンの練習をしたいけど、お手本が無いというときにはWordで楷書体を選び印刷してみましょう。
実際に書く文字を縦に印刷すれば更にいいですね。
美しい文字を書くには、練習が何よりも大事です。
急に書こう!と決めてきれいに書けるものでもありませんので、年賀状の宛名を筆文字でかっこよくキメたい!と思うのであれば、多少の練習は必要です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は筆ペンで、年賀状をきれいに書くコツをご紹介しました。
ぶっつけ本番よりもまずは、いらない紙に何度か練習してみて年賀はがきに書くようにしましょうね
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